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 4月から新学期が始まり、留学生の日本語コースで上級や中級、初級後半レベルで作文や読解などの授業を教えています。学生たちからさっそくいろいろな質問が出てきています。質問で目立つのは文法の知識がいざ文章を書いたり読んだりする時に使えないことです。逆に、文法の知識が使えるのに気づかないこともあります。ここで言う「文法」は文内で処理できる場合と文を超えた範囲でないと処理できない場合が含まれます。学習者がどんな知識や運用の仕方を知れば、文章を書いたり読んだりする一助になるのでしょうか。そのような問題意識を持って、文章レベルの誤用を考えていきたいと思っています。